少し気になる話

愛猫、旅行記、日常の出来事などを綴っていきます。

体力の衰えを痛感した出来事

普段どこに行くのも車ばかりで最近足腰が弱くなってきました。

 

もっと歩かないといけないと思いつつも中々実行に移せない今日この頃です。

 

40代くらいまでは近くなら自転車で行動していたのですが、ある日たまたま片手を離した時、電柱にぶつかりそうになりました。

 

それから何度も障害物を避けようと思うのですが何故か全てが私に寄って来るのです。

 

だんだん運動能力が落ちてることに気づきました。

 

それでも、ある時お祝い事でケーキを予約しに娘の自転車で出かけました。

 

娘の自転車はサドルが目一杯上げてあり、私はギリ足が届く程度だったのですが硬くて下ろせず、そのまま乗って行くしかありませんでした。

 

ケーキ屋さんの目の前の歩道で自転車を降りようとした時、ギリ足が届く程度だったのが災いして、そのまま自転車もろともひっ倒れてしまいました。

 

その時の服装がジャージ生地のタイトスカート、さらに砂利を敷き詰めた凸凹の歩道だったため、左のひざ小僧に全体重がかかり、思いっきり擦りむいてしまいました。

 

見たら膝に砂利が入って血があふれているのです。

 

あまりの痛さで、声も出せないくらいだったのですが、そこが大通りの歩道で人通りも多く恥ずかしさのあまり何事もなかったように立ち上がり、このまま帰ったら予約しに来れないかもと、とっさに思い取りあえずケーキ屋さんに入りました。

 

しかし痛さが尋常じゃないのです。

 

待っている時足を血が流れているのが分かり床に落ちたら大変とスカートでふきふきしながら何とか予約を終え外に出ました。

 

しかし、このまま歩いて帰る方が苦痛だと考え無謀にも、もう一度自転車に乗り満身創痍でわが家に倒れこむように帰途に着きました。

 

傷口は見るも無惨で何をどうして良いのかわからないくらいでしたがとりあえず消毒をしてガーゼで抑えました。

 

数日傷口から体液の量がハンパないくらい出てタオルを引いて寝ないといけないくらいでした。

 

キズパワーパッドを貼ってみたのですが体液が溢れ出るほどで、さすがに1週間経って病院に行きました。

 

看護師さんに傷口を見せてひどく驚かれてしまいました。

 

レントゲンを撮りましたが骨には異常なくピークは過ぎてると先生に言われました。

 

化膿止めや塗り薬、大判の絆創膏などを処方してもらいました。

 

それで徐々に良くなってはいきました。

 

しばらく膝を曲げることはできませんでしたが今は何事も支障なく普通に戻りました。

 

でも、あれから絶対サドルは下げて自転車に乗っています。